Wednesday, November 6, 2013

わたしの当事者研究 (メッセージのご紹介)

IPSのワークブックを読んだ感想(8/12付のブログ)やお互いに支えあう関係を目指すことについてのメッセージ(8/15付のブログ)をお寄せいただいた中村敏(なかむらさとる)さんから当事者研究について文章をお送りいただきました!
前回同様、お名前も文章も、何かもブログにどうぞ掲載してくださいとのことでしたので掲載させていただきます。中村さん、どうもありがとうございます!

「私の当事者研究 中村敏の場合」




一部抜粋させていただきます↓
だから当事者研究とはあらかじめ存在するものではありません。
むしろ自分自身でも知らなかった自分に出会うこと、自分自身の新しい助け方を知ることが大事な事だと思います。
そして病気の回復をじゃましているのは病気そのものではなく、自分が本当に回復する為に必要なものを見過ごしている場合があるんだと思います。それを模索し、捜すんです。
自分らしさを取り戻し、一人の人間として責任を持ち、再び社会へ入っていくんです。

中村さん、どうもありがとうございました。このように、社会の中で、あるいは社会や世界についてお考えになっていることなどを共有していただけること、とてもうれしく有難いです。

当事者研究は、私自身は詳しくないのですが、IPSで知り合う方々にも取り組んでいらっしゃる方が何人もいらっしゃいます。
中村さんも書いていらっしゃいますが、「病気の回復をじゃましているのは病気そのものではなく」というところ、「ひとりの人間として」、「単なる問題解決の枠をこえて」など、当事者研究についてももっと知りたいなぁと思わされました。

これを読んでいらっしゃる皆様からも、何かお気づきの点などありましたら教えていただけたらうれしいです。

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