今回は、関東地方で始まった活動のご紹介です。
先日、「IPSカフェ」という活動がはじまりました。
ここでは、実直、率直なコミュニケーションということで、参加者がじっくりと話し合いながら、
参加者を大々的に募集している段階ではないとのことで、連絡先や実施場所についてはここには掲載いたしません。
IPSカフェの皆様、
IPSの勉強会をこんな形でしている、とか、IPSを実践する活動をしているなどの情報がありましたら是非教えていただければ幸いです。
無事に研修終わりました
前回告知したIPS(Intentional Peer Support)の5日間集中トレーニングが無事に終わりました
いやぁ~今回の研修は人生34年のなかで一番辛かったです(笑)。
なぜ辛かったか?
どんな研修だったか?
そもそもIPSって何?
などなどこのブログに書いていきたいと思っていますが、まだこの5日間の体験をうまく言語化できそうもなくもう少し自分のなかで咀嚼してから書こうと思います。
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第41回北海道作業療法学会終了
何かに向かっていくときに誰にも必要なのは学びと励ましとチャンスかな。
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IPS研修会1日目
やっぱり、言葉は言霊ですね。さらに言うのであれば、同じ言葉を言い方だけでも変わってしまう。自分の世界観から見ると、その言葉や非言語が示すことがどのような意味があるのかということや、同時に自分の発する言葉や非言語がどのような影響を相手に与えるのか、それらを考える(意図的に考えるあるいは意識をする)ことが重要なんだなと思いました。
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それで、僕の身近な場所にこの研修に参加されたが何人かいて、出た方の感想を聞くと、「深い!」とか「すごく考えさせられる」とか「生まれ変わったような気がする」という言葉さえ出てくるのですが、何がどうなっているのか今ひとつ分かりません。ま、簡単に説明できたら研修も研究も必要ないわけですが。
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「気がついちゃった」
IPS効果の新たな気付きがありました。病気前の自分は雲爺のように上から地上を見ていて、僕に手を振る多くの人の中から興味を持った人とだけ遊んであげていた。病気になってからは海の底からはるか上を優雅に泳ぐひとたちを見上げて「いいなぁ」って思っていた。上で泳ぐひとたちは以前自分がしていたように僕のことを見下しているのだろうなぁって。
でも海の底は雲より心地よく、海の底でも楽しめる僕がいて、同じ底にいるひとたちや上を泳ぐひとたちともつながることができるぞ。なぜなら僕にはIPSがあるから。
そう思えたらますます楽しくなって、僕が楽しくなると周りのみんなも楽しくなって、海の底はますます居心地がよくなって・・・。
IPSがあれば海の底から空の上のひとともつながれると思えて。そのつながりも以前は意識していなかった深いつながり方で。深いつながりが持てると、また楽しくなって・・・。
IPSがあれば世界に平和をもたらすことができるんじゃないかって・・・。
こんな気付きと心境です。
僕はIPSのおかげで生まれ変わりました。それも楽しい理想の自分に・・・。ついでに理想の自分が見つかりました。
会話
このグループでは、悩み事を聞く機会が多い。そこで僕は毎回IPSの手法を取り入れた会話を試みようとするのだが、自分の世界観がどうしても出てしまう。IPSは難しいと再、再、再確認。。。何度確認すれば気が済むんじゃい!
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僕を家にたとえたら
下から上に上がる時にはWRAPを使うことが基本。1階以上なら陽転思考も使用可能。
落とし穴に落ちても地下室に落ちる前のなるべく上の階で抜けられるようWRAP、陽転思考、IPSに磨きをかけよう。IPSがどの階で有効なのかは試してみないとわからない。地下室でも使えるようになりたいと思う。
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「最近の心境」
東京のIPS研修は本当に衝撃的でした。去年から○○の試験、△△療法一週間缶詰めで家族のことなどを振り返り、集中クラス、ファシリテーター研修、オープンでホームヘルパー就職、でIPSと畳み掛けるように自分にいろんなチャレンジをしてみました。
でも一番凄かったのはやっぱりIPSでした。世話焼きアディクションと主治医に言われていた自分が叩きのめされて(IPSで言うところの)「家」が崩壊しました。研修中にクライシスになり、夜、宿から友人に電話して助けてもらいました。それがとてもIPS的で、死にたいと言っても慌てずになぜそう思うのかとか丁寧に向き合ってくれて自分のクライシスで、IPSって本当に有効なんだなと実感しました。次の日もへろへろで研修会場に行きましたが泣いていても鬱でも研修を受け続けている自分がいて、調子が最悪でも動けるんだ、やれるんだ、考え続けられるんだと発見して自信になりました。
なんとか新しい家の土台だけ作り、地元に帰り日々IPSを実践しています。家族とも深い話ができました。仲間との電話相談や会った時の会話が変わりました。歯車が噛み合って毎日音を立てて自分や周りが変わっている感じです。なんか関係が濃密になって、つながりが強化されました。家族には、変わった。とよく言われます。
IPS研修から帰ってきたら案の定過活動でガス欠を起こして調子が悪くなりました。でも入院はしたくないし、第一まだ前の入院費が未払いで入院も難しいので、自宅でWRAPなんかを総動員して凌いでいました。そしたら普段なら入院してるようなレベルの調子の悪さでも家事をしたり買い物にいったり友達と会ったりメールや電話して普通に生活ができているのです。以前なら大量の頓服を飲んで鬱で寝込んでいるのに、ストレスや悩みや具合がわるいのに包囲されていても笑って毎日が過ごせるようになっています。頓服の薬も殆ど飲まなくなりました。飲むと思考が止まり、せっかくクライシスで自分が変われるチャンスを薬で誤魔化したくないからしんどくても薬を飲まずに考え続けるようにしています。
なんでかなあと思うと、IPSで他人との繋がりを再認識して、今まである人間関係を意識できるようになり、つながりが密になって、私の病気の根本、私は生まれてこなければよかった、という根っこの部分がケアされて仲間がいるよ、1人じゃないよ、繋がっているよと思えることで劇的に良くなり症状が症状でなくなってただの落ち込みや不快感になっているところがあります。確かに症状は不快ですが、それを抱えたままいろいろできる自分にキャパが広がったというか、悪いなりに生活できる能力が備わった気がします。IPSをうけて白か黒か的な発想が是正されてありのままに生きれるようになりました。今、地元のピアサポートグループでIPSの話をしていますが実りがあるといいです。
漏洩して困る情報はとらない、っていうのが理想なんですけどね。まあ、そんなことは言ってられなくて収集するんですが、 最低限にするっていう努力はあり得ますよね。@ tamakisono