Thursday, October 27, 2011

IPSの学びの場を作るための研修報告

Intentional Peer Support (IPS) の学びの場を作るための研修 in New Hampshire (2011年10月16日~20日)に参加して参りました。
(実際には、研修会場はNew Hampshire州との境に近い、Vermont州でした)。

研修内容の一部を紹介しますと、

  • 居心地の悪さと一緒にいるための合意(Discomfort Agreement)について
  • 「ピア」の意味するところ、権利擁護運動とIPSの関係
  • 共同スーパービジョン(Co-supervision)とは何か、どんな風にするのか
  • ロールプレイ練習:問題解決に走りやすい状況
  • IPS集中研修で行う演習のねらいについて
  • ロールプレイ練習:相互性-衝突のある場面
  • 相互の責任:安心・安全について再定義する
  • IPSの勉強会について

などがありました。

参加された皆さんの了承を得まして、研修の雰囲気の一部をご紹介します!







とても楽しく、学びの多い研修でした。
Eriさん、Sheryさん、Chrisさんに大変お世話になりました。
また、一緒に学んだ仲間の皆さん、研修に関わった全ての方に、感謝します。
ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしく御願いいたします。

Wednesday, October 12, 2011

IPSをもっと知るための取り組みで目指すこと

目指すもの
あらゆる人がそれぞれにユニークな(かけがえのない)価値を持つことに気づき、
互いに尊重し合う関係があふれる世の中にする。

そのために行うこと
A. ユニークな価値に気づき、尊重し合える関係を、体験する。
B. ユニークな価値とは何なのか、互いに尊重し合う関係とは何なのか、知る。
C. ユニークな価値と尊重し合える関係を、他の人にも伝わるような形で表現する。

IPS  Intentional Peer Support
一人一人に力があり、それぞれの人に価値があることを信じていて、尊重し合える関係を目指しているものと考えられる。


IPSの取り組みで関係していることとそれに対する思い:

  • 研修会、勉強会
IPSの提唱者による研修を行い、国内で関心のある人に紹介したい。尊重し合う関係、お互いに責任を持つ関係について考えたり、自発的な勉強会が各地で生まれたり、体験するきっかけになったらうれしい。

  • 質的研究
実践者にインタビューをして、IPSを経験して何が変化したかを知りたい。自分だけ知るのではなく、多くの関心ある人にも伝えたい。

  • 冊子
IPSの提唱者が作成した資料を翻訳、印刷、販売する。知る人が増えたり、勉強会をより良いものにすることに役立てられたらうれしい。

  • レビュー論文
IPSが生まれた場所である、メンタルヘルス領域のピアサポートについて、過去の研究から学びたい。深く知りたい。人に伝えたい。

  • ウェブサイト
IPSを実践するための実践的な方法や考えを共有し、共に学び研鑽を深めるIPS実践者のコミュニティがウェブ上にもできることで、情報交換をしやすくなり、また、知りたい人が情報に接する手段が増える。

ワークブック 印刷メモ

意図的なピアサポート:代替的アプローチ   シェリー・ミード
Intentional Peer Support: Alternative Approach  Shery Mead

ワークブック 分冊版 印刷メモ

仕上がりサイズ:A5

製本加工方法:中綴じ ホチキス2箇所

用紙: 表紙 上質135kg 白、 本文 上質55kg

表紙印刷:表1、表4 カラー
本文印刷:両面 モノクロ