Friday, September 30, 2016

感謝

Intentional Peer Supportについて、東京のIPS勉強会などはずっと続いておりましたが、1年以上、こちらへの記事のアップはしておりませんでした。

日本に意図的なピアサポート(Intentional Peer Support)をご紹介くださった久野恵理さんが、2016年8月30日に永眠されました。
Shery Meadさんとご一緒に、あるいは単独で研修会やワークショップやその他さまざまな場で、対話とか関係性について、身体で感じることなど、楽しみながら、さまざまな試みを皆としてきてくださいました。

もっといろんなことを一緒にしたかった、もっとえりさん(久野さん)のお話しをお聞きしたかったなど、さまざまな残念な思いもありますが、久野さんからは、すでにこれまでたくさんのことを教えていただいてきました。とても感謝しています。


IPSとオープンダイアローグが出会う場所 2015年8月 ご報告

大変遅ればせながら、2015年8月21日(金)~23日(日)に東京で行われました
IPS(インテンショナルピアサポート)とオープンダイアローグが、出会う場所
~3日間ワークショップ in 東京~
http://intentionalpeersupport.jp/2015tokyo/
のご報告です。

この研修のご案内にも記載したのですが、
「開かれた対話」とはどのようなありようなのか、自身の感覚で体験することを目指したワークショップで、“まずは意識して対話的な「場」を一緒につくってみると何がおこるのか、おこらないのか、みて、感じてみたいと思います。そして、私たちがどういう気持ち・考え・態度でいると対話が閉じるのか、開かれていくのか体験してみたいと思います。” とご案内しました。

ちょうど、フィンランドのオープンダイアローグの実践で言われている対話と、インテンショナルピアサポートで目指している対話には、共通点、出会う場所があるのでは、と思ってのワークショップでした。

これまでのIPSのワークショップを開催してきた部屋ですが、さらに身体で感じやすくなるようなセッティングがあるのではないか、という考えから、このワークショップでは床にゴザを敷き、床に座ったり横たわったりして身体をゆるませるワークを神田さんにしていただいたりしました。

そのときの報告がこちら↓のIPS東京での勉強会のブログに掲載されています。
http://ipstky.blogspot.jp/2015/08/201583.html 

シンギングボウルの音を聴く
呼吸に意識を向ける
太極拳
ただ話を聴く
対話をする

などをしました。

頭と身体の関係、感情の動きについて、「ただそれだけのこと」、さまざまに学びがあり、また、参加してくださったたくさんの方とのやりとりから多くのことに気付きました。

ご参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました。