Thursday, April 18, 2013

IPS基礎研修in栃木(2013年3月)通信 その3

IPS基礎研修in栃木(2013年3月)の感想その3です。
その1その2からの続きです。  この記事はその4へと続きます。


IPS特集 その3
IPS研修について
( 社会福祉法人ブローニュの森 海発規夫 )
   先月の15日と16日の2日間でIPS研修を、佐野で開く事が出来た。県外からも参加される方もいらっしゃり、とても楽しい時間を過ごす事が出来た。
   事務局を担当した私は、前泊組との交流会を含め2日間飲み続け、最終日はアルコール性うつ状態!またやってしまった。この年になってから酒を飲みハシャイダ後は必ずお釣りがくる。分かっちゃいるけど辞められない。だって気分が良いんだもん。
   IPS研修会を共に体験すると妙に「開かれた気分」になる。楽しくなる。これが人が本来持っている「出会い」の喜びかも?
   久野先生の「IPSでは相手のリカバリーを目標にしていない。」との一言でIPSの奥深さを感じたのでありました。本来、人と人が関わり出会う事そのものに意味があり喜びがあり、そして力があるのだな~ などと思いつつアッと言う間に2日間の研修会は終わってしまった。
   事務局としては、こちらの不手際で同じ会場で開催する事は出来なかったが、皆さんに佐野のラーメンを食べて頂けた事と、上手い酒が飲めたことで良しとしよう!
   また皆さんお会いしましょう。何かまた集まれる機会が作れたら良いな~ なんて思う2日間でありました。
( 荒木 )
栃木のIPSは皆さんが積極的に参加されているのが、とても印象的でした。
研修中は、つかみどころのなく、モヤモヤされたと思います。
終了後、じわじわとIPSを味わってもらえているでしょうか?
日常の生活に戻ると、関係性を考える時間がない方が多いと思います。
そんな時に、お勧めなのがマインドフルネスです。1、2分やってみて下さい。
私は、それだけで関係性が少し変わった気がしました。
今回、栃木の皆さんと研修を出来た事が、私の財産になりそうです。ありがとうございました。
「IPSの2日間がもたらしたもの」
( らもこと垂水理栄 )
   今回のIPS研修の案内を見てどのような研修・体験になるのか想像がつかず興味を抱いた。
   日々仕事をする中で支援って?と自身に問う機会が増えていただけに、自分に新しい考え=新しい風を吹かせるナイスタイミング!と参加を決める。
   実際、IPS研修に参加する時間が増えるにつれて、その研修に参加している人たちと不思議なことにつながっていった。そして自分自身ともつながっていた。それは心地よい体験だった。
   素の自分と、素の相手が出会って会話を始めることの楽しさ・ドキドキ・不安・刺激・安心…があった。
   自分が自分であるから他者に出会って、そこから始まることがある。

   支援する役割を意識すると、会話しながら話の着地点を意識してそこを目指す自分がいることを知った。
   けれどその役割や理想の自分からはなれて、自分の考えや気持ちを相手に差し出すイメージで会話する⇒会話が思わぬ方向に進み、それが新鮮で楽しく、かつ相手に受け止められている安心感もあり何だか自由・・・そんなことを知ってしまった。
   より豊かなかかわりを築いていける方法の一つであると感じた。

   IPS研修のその後、会話をしていてふとIPSを思いだすと、その会話に意識を集中しつつ共にいることを楽しもうと思えるゆとりが生まれていて、嬉しくなった。
   やはりこの感覚は忘れたくないので、家の自分のスペースの壁にIPSを意識する言葉を書いて貼って目にする機会を増やしている。
   けれど今回のIPSは自分にとって始まりなんだとも思う。これからもかかわっていきたい。

   以上、IPSが私にもたらしたものであるが、ほかに・・・すごいな!!!と強く思ったのは、ピアルクラブの皆様の発言力でした。
私は気持ちや考えを言葉にするのに照れや恥ずかしさが出てすぐに気持ちを言えず時間がかかるのだが、自分の考えや思いを素直に語るカッコよさ、その反応の速さ、言葉の選び方、本当に素敵でした。そして皆様と話していて楽しかった~。
   いろんな方にも出会えて、豊かな研修となりました。

   参加させてくださった皆様ありがとうございました。
この記事はその4に続きます。

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