医療人類学のメモのさらに続き。
「Biomedicine(バイオメディスン)はメディカルシステム(医学体系)のひとつに過ぎない。」
現在の日本では西洋医学(あるいはバイオメディスン)が科学的なものとして捉えられており、学生の頃は、特に疑うことなくそれが最善のもの、最先端のものとして学んできたけれど、医療について考えさせられている今、医療人類学の講義での上記の言葉に納得しました。
健康や病、身体に対する見方考え方が異なれば医療観も異なると思われます。
これは、文化によっても異なるでしょうし、時代によっても異なるでしょうし、個々人によっても異なると思われます。
科学的とはいったいどういうことなのか、自分が信じているもの、世間が信じているものがいつも誰にとっても最善とは限らないことに気づいていることは大事だと思いました。
No comments:
Post a Comment