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Thursday, March 21, 2019

鹿児島でのワークショップ(2019/3/17日)のご報告

2019年3月17日(日)に鹿児島市で「矢が花に変わる ~つながりをはぐくむミニワークショップ~」が開催されました。

このワークショップは、3/15金-16土に霧島自然ふれあいセンターで開催された2日間ワークショップに続いて開催され、2日間ワークショップと同様、HOP STEP WRAP かごっまの主催でスティーブン・ポクリントン(Stephen Pocklington)さんと共に行われました。

その場に参加しているそれぞれの人が、この場に持ち込む喜びの気持ちや祝うような気持ちについて、あるいはこんな気持ちでいられたら、というようなことを話したり、「矢が花に変わる」は自分にとってはこんな感じ、というのを少人数で話したりしました。
4時間という限られた時間で、参加者の方もたくさんいらして(36人くらい?)、お一人お一人の声をたくさん聞けるという感じではありませんでしたが、私にとって、何かがまたここから始まるような、何かが終わってもまた新たな何かが始められると思えるような、そんな時間でした。

ご参加くださったみなさま、かごっまの皆様には本当に感謝しております。どうもありがとうございました。
  


(ブログへの掲載についてご了承をいただいて撮影しました。しゅうまん、えりぃからいただいた写真も入っています、しゅうまん、えりぃ、こちらもありがとうございました!)

このワークショップは、グリーンコープかごしま生協福祉活動組合基金の助成を受け、また、文部科学省科学研究費補助金の助成「職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発」(研究代表者:大川浩子)を一部受けて実施されました。

Saturday, March 16, 2019

霧島(鹿児島)での2日間ワークショップ(2019/3/15金-16土)のご報告

2019年3月15日(金)-16日(土)に鹿児島県霧島市で「IPSワークショップ2日間in鹿児島 矢が花に変わる」が開催されました。

このワークショップは、HOP STEP WRAP かごっまの主催で、米国からスティーブン・ポクリントン(Stephen Pocklington)さんにもご参加いただきました。

このワークショップは、グリーンコープかごしま生協福祉活動組合基金の助成を受け、また、文部科学省科学研究費補助金の助成「職務ストレスに注目した若年就労支援実践家育成プログラムの開発」(研究代表者:大川浩子)を一部受けて実施されました。

このワークショップでは、静かな時間をたくさん取りながら、自然の中で過ごしたり、梅干しをトントンしたり、ゴマをすったり、ポジティブな言葉の力を感じたり、あたたかなものを感じたりしました。


私個人の感想となってしまいますが、かごっまの皆さんや、全国から集まった参加者の方達とアメリカからのスティーブンと同じ空間で、静かにいろいろなことを感じながら過ごせたということがしみじみとうれしく、また貴重な時間でした。
また、会場となっていた霧島自然ふれあいセンターは標高が高く、朝晩とても寒くて驚いたのと、自然ふれあいセンターの決まりである食堂での食事や朝のラジオ体操などは、少し懐かしいような気持ちと、私の世界観に影響を与えてきたさまざまな教育や文化についても考えることができる機会ともなり、とても貴重な経験でした。

かごっまの皆さま、素敵な企画をどうもありがとうございました。
  

  
(ブログへの掲載についてご了承をいただいて撮影しました。えりぃからいただいた写真も入っています、えりぃありがとうございました!)

Wednesday, February 28, 2018

京都でのIPS勉強会(2018/2/11日)のご報告

2018年2月11日(日)に京都でのIPS勉強会に参加させていただきました。
(意図的なピアサポート 京都 → http://ipskyoto.com/

この日の京都勉強会は、京都の岩倉にある北山病院のOT室で開催されました。
20人くらいの方達と意図的なピアサポート(IPS)について、特にこの回では、「責任」についてゆったりと話し合いました。

「責任」というと固かったり重かったり聞こえる
やってみたいことをやってみる
自分が自分を生きていく責任
自分の責任がぶれちゃうとつらい
取らされている責任と主体は違う
など、「責任」に対するさまざまな見方が交換されました。


このIPSの勉強会は、明石でのIPS研修会と連続した日程で、明石でのIPS研修会でもご一緒していた方もいて、空気が続いている感じがありつつ、また京都で新たに出会えた方ともお話しのできた、とても気持ちの良い時間でした。

私自身は、以前よりいつか岩倉の地を訪れたいと思っており、この日は、そちらの願いも叶い、とてもうれしい日でした。

また、勉強会後は南禅寺にも訪問できました。
かなちゃんをはじめ、ご準備に関わってくださったみなさま、どうもありがとうございました。

Tuesday, October 31, 2017

矢が花に変わる~札幌2日ワークショップ~(2017/10/14土-15日のご報告)

札幌で矢が花に変わる2日間ワークショップが開催されました。
10月14日(土)~15日(日)の二日間です。

私たちがどのように人と関わるか
どのように自分に対するか
自分の内なる声を聞く時間、静けさに触れる時間をどのように日常の中に入れていくか。

紅葉が美しく、空気も澄んでいました。

みなさま、本当にどうもありがとうございました。
みなさまに心から感謝です。

(みなさまのご了承を得て撮影掲載しております)

Thursday, October 12, 2017

「矢が花に変わる」東京での3日間ワークショップ (2017/10/7土-10/9月のご報告)

2017年10月7日(土)~9日(月祝)に東京で、
矢が花に変わる3日間ワークショップが開催されました。

その時のメモと写真です。(みなさまのご了承を得て撮影掲載しております)

小さな内なる声に耳を傾けられるよう、スペースをひらく。
誰かのスペースを埋めてしまわない。

完全にそこにいる。






Tuesday, April 4, 2017

大阪での二日間IPS 2017年4月

2017年4月1日(土)、2日(日)に大阪の阪本病院の
「なかまの家」でのIPSの2日間研修会に関わらせていただきました。


その時のメモ。

大阪でのIPS二日間。

はじまりの確認
ただ聞く
IPSがどこからきたか
自分にとってのIPS
自然を感じる
2人を感じる
自分の感じたことを差し出す
世界の見え方
開かれるって?
できそうなこと

企画してくださったみなさま、
参加してくださったみなさま、
本当にどうもありがとうございました。

桜が美しく、つぼみがこれから開くような、
さまざまな変化やその兆しを感じた時間でした。
どうもありがとうございました。



なかまの家、とてもあたたかな雰囲気で、
みなさんの心の広がりを感じられるような、そんな場でした。
どうもありがとうございました。

Monday, August 18, 2014

IPSのノート

以前、IPSの勉強会でお隣に座った方がご自分のIPSノートを見せてくださいました。

ご自分で、IPSのワークブックを読みながらノートを作っていらっしゃるのだそうです。
すごい!!!

ご許可をいただきましたので、この場で皆様にもそのノートの一部を写真でご紹介させていただきます。




なおみさんどうもありがとうございます!

Thursday, June 5, 2014

これまでのIPS研修会の開催地一覧(2014年6月版)

前回、2012年10月29日時点での意図的なピアサポート(Intentional Peer Support: IPS)の研修会開催地をこのブログでご紹介しましたが、その後(2013年、2014年)の開催地も新たに入力し、これまで日本で開催されたIPSの研修会と勉強会の開催地を地図に入れてみました。

じゃじゃーん。


青いマークはIPSの研修会(これまで[2014/6/5現在]のところ、3日間、4日間、5日間の研修会がありました)と、複数日にわたるIPS勉強会(これまでのところ、勉強会の拡大版は2日間)の開催された場所を示しています。
(基本的には日本国内で行われた研修会だけですが、日本の方を対象に行われた、米国で開催されたIPSの学びの場を作るための研修もマークしてあります!)

黄色いマークは定期的に勉強会が開催されている場所を示しています。
勉強会については、「IPSの各地の勉強会」 http://intentionalpeersupport.jp/ips-everywhere/ に掲載されている勉強会のみを示してあり、情報の公開を望まないところは入っていません。

これら研修会の一覧表「IPS trainings (IPS研修会や勉強会の開催地)」をGoogle Docs http://goo.gl/HqAlm に載せてありますので、ご関心のある方はこちらもどうぞご覧くださいませ。

随時情報をアップデートしていきたいと思っています。

IPSの研修会や講演会、ワークショップなどに関してこの地図や一覧表の中の情報の加筆・修正などお気付きのことがございましたら、いつでも宮本有紀までご連絡いただければ幸いです。上記一覧表内にメールアドレスを記載しておりますし、このブログにコメントとしてお寄せいただく形でも構いません。

地図にしてみると、各地でさらに多くの研修会が行われていることを実感しました。全ての場所に出向かれている久野恵理さん、本当におつかれさまです!

複数日にわたる研修会はすでに30回以上開催されていました!すごい数です。。。研修会に参加した方の延べ人数も700名を超えており[2014年6月5日現在]、定期的に行われている勉強会に参加されている方や、一日だけのワークショップや講演会に参加された方も合わせたら、たくさんの方がIPSに触れていらっしゃるんだな、ということを改めて感じました。

IPSは、矢が花に変わるIPSとか、IPS矢花、とか、いろいろ呼び方が少しずつ変化してきていますが、その表現形はいろいろ変わっていっても、向かいたいところは常に同じような気もしています。

皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします。

IPS矢花または矢が花に変わるIPS(仮) ~5日間研修in東京 2014年2月 (3)

2014年2月19日(水)~23日(日)に東京で「IPS矢花または矢が花に変わるIPS(仮) ~5日間研修in東京~」が開催されました!((1)(2)の記事からの続きです。)

この研修会に参加された皆様に、IPS研修のご感想やIPSについて感じたことなどについて、ご意見をお聞きしましたのでその結果をご報告いたします。

ご意見募集の方法についてはこの下についているご報告のpdfの中をお読みいただければと思います。募集したご意見は下記の内容についてです。
(1) IPS研修の感想
(2) IPSについて感じたこと
(3) IPSを学んで気付いたこと
(4) IPSを学んでからの自分あるいは関係の変化
(5) 今後どう学び続けるか
(6) また研修に参加したいか
(7) その他

ご意見をいただくときに、この結果はIPSを学ぶと何が起きるのかを知るための研究に反映させること、この研究のための助成を受けている文部科学省科学研究費の報告書やIPSのブログなどにも公開してご報告することをお知らせしました。
また、ご意見をお寄せいただく際に、結果を公開するときに表示して良いお名前(匿名でもなんでも可)をお聞きしました。 なお、今回まとめたご意見は、2014年2月から3月末日までの間にお寄せいただいたご意見です。
ご意見をお寄せくださいました皆様、どうもありがとうございました。ご意見をお寄せいただかなかった方の中にも、どのように表現しようか考えてくださった方もいらっしゃったと思います。今回の企画に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。


Wednesday, November 6, 2013

わたしの当事者研究 (メッセージのご紹介)

IPSのワークブックを読んだ感想(8/12付のブログ)やお互いに支えあう関係を目指すことについてのメッセージ(8/15付のブログ)をお寄せいただいた中村敏(なかむらさとる)さんから当事者研究について文章をお送りいただきました!
前回同様、お名前も文章も、何かもブログにどうぞ掲載してくださいとのことでしたので掲載させていただきます。中村さん、どうもありがとうございます!

「私の当事者研究 中村敏の場合」




一部抜粋させていただきます↓
だから当事者研究とはあらかじめ存在するものではありません。
むしろ自分自身でも知らなかった自分に出会うこと、自分自身の新しい助け方を知ることが大事な事だと思います。
そして病気の回復をじゃましているのは病気そのものではなく、自分が本当に回復する為に必要なものを見過ごしている場合があるんだと思います。それを模索し、捜すんです。
自分らしさを取り戻し、一人の人間として責任を持ち、再び社会へ入っていくんです。

中村さん、どうもありがとうございました。このように、社会の中で、あるいは社会や世界についてお考えになっていることなどを共有していただけること、とてもうれしく有難いです。

当事者研究は、私自身は詳しくないのですが、IPSで知り合う方々にも取り組んでいらっしゃる方が何人もいらっしゃいます。
中村さんも書いていらっしゃいますが、「病気の回復をじゃましているのは病気そのものではなく」というところ、「ひとりの人間として」、「単なる問題解決の枠をこえて」など、当事者研究についてももっと知りたいなぁと思わされました。

これを読んでいらっしゃる皆様からも、何かお気づきの点などありましたら教えていただけたらうれしいです。

Thursday, August 15, 2013

お互いに支えあう関係を目差す事 (メッセージのご紹介)

IPSのワークブックを読んだことや感想などをお電話くださり、8/12付のブログでご紹介させていただいた中村さんから文章をお送りいただきました!
お名前も文章も、何もかも全てこちらのブログにどうぞ掲載してください、とのことでしたので、掲載させていただきます!中村さんどうもありがとうございます!

中村さとるさんは、熊本で当事者研究に取り組んだり、プログラムを立ち上げたり、いろいろな人の前でご自身のご経験をお話したりされているとのことで、今回、いろいろなところでお話されたりしているという文章をお送りくださいました。

これらの文章は、ご自身で書かれたイラスト(ご自身の状況を描かれたもの)も含め、A4の紙にぎっしりと20枚あり、全てをここに掲載するととても長くなってしまうので、中村さんにご相談し、頂いた文章の中で、特にIPSに関連する部分を抜粋して、このブログ内に転載させていただくことにしました。

中村さんの文章はどこの部分もとても貴重なもので、私が独り占めしているのはもったいないのと、中村さんも読みたい人使いたい人には誰でもどんどん使って欲しいとのことでしたので、全文をpdfで読めるようにさせていただきました。(全文へのリンクは末尾に)

以下に、中村さとるさんからお送りいただいた文章のうちの一部を転載させていただきます。
(今回抜粋させていただいた部分はA4で4枚分にあたるもので、画像としての公開もOKとのことなので、4枚を一枚の画像に入れ込んでみました。↓)
最後に

あなたは与えられるだけの人ではありませんか?
今思えば精神病患者は自分の問題に関することだけに没頭するようにしむけられているように思えてしょうがありません。
病院では医者や看護師または医りょう関係者からの一方的なサービスを口を大きく開けてただ与えられることをまっているいわゆる受け身な治りょうを受けている人が多くいるように思えます。
従来の精神病患者にはお互いに助け合ったり誰かを助けたりする事をあまり必要とされていないように思えます。これは問題です。ただ一方的に受ける又は与えられるだけの関係は自信を無くしていくばかりではなく、自分が持っている可能性を断ってしまう原因になっていると僕は思います。
僕が言いたいのは「必要とし、必要とされる」「受けとる事が出来、与える事が出来る」人間関係こそが重視されるべきだと思います。要は自分にも人と関わり合い、助ける側にも立てる可能性をもっているという事です。それによって自信を持つ事が大切な事だと思うし、そこから社会参加への一歩を踏み出すんだと僕は思います。
なぜなら社会は持ちつ持たれつの関係が成り立っているからです。
だから持ちつ持たれつの関係こそが僕達に求められているんだと僕は思います。

あなたは与えられているばかりの人ではありませんか?
私も以前はそうでした。カウンセラーに困っている事を一方的に話しているだけでしたし、依存していたようにも思えます。当時の事を思い起こせば地域で孤立して暮らしていたように思えます。
でも本当は人と関わりと持ちたかったし、社会の一員になりたかった、もしくは社会に参加したいという気持ちが強くありました。
町の区役の係も回ってきたのですが妻に引き受けてもらっていたというのが本音です。

IPSに出会い援助を一方的に受けとったり一方的に与えたりする関係ではなくお互いに支えあう関係を目差す事を学び私は変わりました。
今、僕は地域で役員を引き受け、分からない事があれば近所の人にすぐにきいて助け合いながら生活しています。
又こちらからも近所の人にあいさつや声をかけたり、時にはぐちや困っている事を相談に乗ったりもします。
近所の人のぐちを聞けばそれ程僕の悩みが特別なものではないと気づいたし、ぐちを聞く中で精神病がどうとかではなく、人間関係を持ちつ持たれつという支点で見るようになりました。
今は近所の人に対してそれ程壁は高くなく、一方的な関係でもない事が僕なりにIPSで学んだ人との関わり方の成果です。
最後に

僕は家が欲しいとか、いい車に乗りたいとか多くを望んでいるわけではありません。
友達や仲間が欲しい、仕事がしたい、そんな人として当り前の幸せが欲しいだけです。
そして今に満足していると言えばうそになります。
その為に当事者研究を用いて少しでも生き辛さを改善したいと思っています。
今、精神的な病は確実に理解される病気へと向かっています。
20年前、精神障がい者はタバコとジュースさえあれば幸せだと押しつけられていた思い出があります。
今、精神障がい者は、一人の人間として当り前の幸せを与えられる時代となりました。
みなさん僕が怖いですか?危険人物に見えますか?
みなさんの心の中の偏見を正しく認識してもらう為、今日私はみなさんの前に立ちました。
中村さとるさん、本当にどうもありがとうございました。

みなさま
中村さんから全て公開OKといただいた文章全文はこちら↓にあります。
https://docs.google.com/file/d/0B_BJ_k6I6rAbZ2pIQk9YSHhnek0/edit?usp=sharing

中村さんが感じてらしたこと、今感じていらっしゃることなどを分けていただけたこと、とても感謝しております。中村さんからいただいた文章を読んでいる間、打ち込んでいる間も、ずっと心に何かが強く響いていました。どうもありがとうございました。

皆様
いただいた文章やメッセージを、私だけが独り占めしないように、皆さんとも分かち合えたら、と思っておりますが、どのような方法での分かち合い方がよいか模索中です。お気づきの点などがありましたら、どんなことでも教えていただければと思います。

Monday, August 12, 2013

IPSのワークブックを読んだ方からのメッセージ

IPS(意図的なピアサポート)のワークブックというものがあります(詳細は末尾に)。そのワークブックの窓口を私(宮本有紀)がしているのですが、このワークブックを読まれた方からお電話をいただきました。

IPSを読んで、自分にあてはまるもの、思い当たることばかりだった。これを読んで、自分の癖や習慣があることに気づいたし、それを変えていける、変わっていこうかなーと思う。

(どこでIPSに出会ったのか?)自分はもともとは、WRAPの関係でこのIPSに出会って、これだと思ったんです。

自分はこれまで、一方的に人を助けたり、ということをしてきてしまったが、そうすると相手は自信をなくしていくばかりだった。
例えば先生(医師やカウンセラー、看護師)たちは、お互いに励まし合って助け合いなさいなんて言わない、自分たちはいつでも先生の言葉を待っていて、そして、自分のことをさらけ出さなければいけないと思ってしまうくせがあった。自分のことを先生にさらけ出すだけでなく、近所の人にまでさらけ出さなければいけないと思っていたところもあった。
当時のことを思い起こせば、自分ではできないと思って、地域の仕事も家族に引き受けてもらったりもしていた。

だけど、今、IPSと出会い、一方的に助けられるばかりじゃなくて、人間は、お互いに支えあう関係で、助けあいながら生きていけるんだとわかった。自分も近所の人に挨拶をしたりするようになったし、近所の人の愚痴や困っていることなども聞いたりするようになり、そうしたら、自分の悩みが特別なものではないということがわかった。病気に関わらず、人というのは、持ちつ持たれつ、お互いに助けあいながら生きていくものだ、ということを学んだ。

精神病患者というのは、自分の問題に没頭するように仕向けられていたり、受け身で治療を受けていたり、与えられるばかりと感じることがあるが、それは、自分の持っている力、持っている可能性を絶ってしまうことにつながっていると思う。病院に行くと、私たちは力がない、と思ってしまいがちだけれど、そう思ってしまったら、本当は力があるのに、もったいない。私達にも人と関わりあったり、人を助けたりできる、自信を持とう、と思う。

自分は当事者研究にも取り組んでいて、そこにIPSを導入しはじめている。先日も、ある集まりで「あなたは与えられているばかりの人ではありませんか?」から話をはじめてみた。これはね、IPSのワークブックに書いてあったことなんだけどね。でも、その話をしたら、うんうん、って頷いてくれる人たちが大勢いたんですよ。

とのことでした。

このようなお話をお聞きできて私はとてもうれしく、IPSブログにもお聞きしたことを書いてよろしいかお聞きしたところ、ご快諾いただきました。ナカムラさん、どうもありがとうございます!!!
電話でお話しながらメモを取らせていただいたため、お話いただいたことの半分もここに記載できていないのが残念ですが、私が教えていただいたことが他の方に少しでも伝わったらうれしいです。

IPSのワークブックについて:
IPSのワークブックの原版は “Intentional Peer Support: An Alternative Approach
というもので、Shery Mead さんのShery Mead Consulting のウェブサイトから入手可能(価格:35ドル)です。このワークブックを久野恵理さんが翻訳された日本語版を、小冊子7冊にしてあります(1冊500円、7冊セットだと3,000円)。

Wednesday, November 14, 2012

鹿児島での勉強会 2012年11月

鹿児島でのIPS勉強会の模様を送っていただきました!感激です!皆様ありがとうございます!

(ここからです↓)

2012年11月10日15:00~17:00 鹿児島県姶良市で、IPS(インテンショナルピアサポート)の勉強会がありました。
夏の鹿児島でのIPS集中トレーニングに参加した方々を中心に、IPS初参加の方もおられ、学ぶということについてや、信頼と安心を感じられる関係についてなど、みんなで話をしました。
感想をアップしてOK!とのことで、ご紹介します。

こうやって「語る場」があることが、学びにつながると、つくづく思いました。人は語るから思いを紡げるんですよね。人はすばらしいです。よいセッションでした。ありがとうございました。(中條大輔)
今日はありがとうございました。何も知りませんでしたが、自分に必要な勉強会でした。自分が支えてもらいやすい事を、相手にもと思う良い機会でした。次回もっと深く勉強したいです。とても楽しかったです。(津曲智子)
感じたことを言葉にすることができて、そして言葉にする中で、さらに思考が深まっていって、とても心地よかったです。「ふと思いうかんだこと」を安心して言葉にできるIPS、これからも学び続けていきたいです。(はる)
これまでのIPSでは、IPSらしくなければという感じが研修ではありましたけど、今日は、体験を土台にしていて、よりピアな関係の中で話ができて良かったでした。鹿児島でも勉強会ができるようになって、未来ができてきました。(きりん)
またまた自分の思い込みや枠に気づきがありました!!嫌な感じ(居心地の悪さ)はなく、それもまた受け入れられる感じがあります。これが正しいとか(正論とか)じゃないんだろうな^^。(しゅうまん)
気楽に参加できて楽しめました。今後どのように鹿児島で勉強会を行っていくか、なんとなく方向性がみえたので、わくわくしてきました。
ありのままの自分であることの難しさを、今日の話の中で感じました。でも、自分を大切にすることで、次のステップにつながることが、大切かなと思いました。
初めての参加でしたが、ドキッとすることが多々ありました。特に「自分の思い込みや枠に気づく」「明確な回答や正解のないもどかしさと一緒にいる」という文には考えさせられました。仕事や私生活において、無意識のうちに思い込みにしばられていたり、枠にはまっていた自分に気がつきました。研修後の心のまま、仕事と私生活を送ることができれば!
毎日同じ文章を目にしていても、目に留まる言葉は違う、という話が印象的で、自分の心の動きが常に変わっているのに、それに気がつかない事って多いんだろうなと思いました。いつも心穏やかにできたらいいのですが、なかなか難しいので、これからも学びを続けて、時々立ち止まって考えられたらいいなと思いました。とても穏やかな楽しい集まりでした。(クロコ)

写真もみんな楽しそうで、わくわく感が伝わって来ました!クロコちゃん、皆様、本当にありがとうございます!!!

Monday, October 29, 2012

これまでのIPS研修会の開催地一覧を作りました

ここ数年間で、意図的なピアサポート(Intentional Peer Support: IPS)の研修会がたくさん行われているなぁ、と思いまして、これまで日本で開催されたIPSの研修会と勉強会の開催地を地図に入れてみました。

じゃーん。

青いマークはIPSの研修会(これまで[2012/10/29現在]のところ、3日間、4日間、5日間の研修会がありました)と、複数日にわたるIPS勉強会(これまでのところ、勉強会の拡大版は2日間)の開催された場所を示しています。
(基本的には日本国内で行われた研修会だけですが、日本の方を対象に行われた、米国で開催されたIPSの学びの場を作るための研修もマークしてあります!)

黄色いマークは定期的に勉強会が開催されている場所を示しています。
勉強会については、「IPSの各地の勉強会」 http://intentionalpeersupport.jp/ips-everywhere/ に掲載されている勉強会のみを示してあり、情報の公開を望まないところは入っていません。

これら研修会の一覧表「IPS trainings (IPS研修会や勉強会の開催地)」をGoogle Docs http://goo.gl/HqAlm に載せたので、ご関心のある方はこちらもどうぞご覧くださいませ。

随時情報をアップデートしていきたいと思っています。

IPSの研修会や講演会、ワークショップなどに関してこの地図や一覧表の中の情報の加筆・修正などお気付きのことがございましたら、いつでも宮本有紀までご連絡いただければ幸いです。上記一覧表内にメールアドレスを記載しておりますし、このブログにコメントとしてお寄せいただく形でも構いません。

地図にしてみると、各地でたくさん研修会が行われていることを実感しました。全ての場所に出向かれている久野恵理さん、おつかれさまです!
また、複数日にわたる研修会や勉強会に参加した方の延べ人数も370名[2012年10月29日現在]となっており、定期的に行われている勉強会に参加されている方や、一日だけのワークショップや講演会に参加された方も合わせたら、たくさんの方がIPSに触れていらっしゃるんだな、ということを改めて感じました。
私自身研修会や勉強会に参加して、いろいろなつながりが増えていったり深まっていったりしていてとてもうれしいです。皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします。


Monday, July 11, 2011

IPSを学んだ方より:IPSで変わったこと

Intentional Peer Support (IPS) の研修会に参加された方が、IPSで変わったことについて書いてくださいました。

皆様のメッセージを共有できるのはとても有り難く、うれしいです。 どうもありがとうございます!
IPSを学んでどのように感じているかを知ることで、とても気付かされることがたくさんあります。本当にありがとうございます。

ご本人の許可を得て、ここに記させていただきます。

「IPSで変わったこと」

IPSを知って変わったのか自分の中で何かが変わったのかはわからないが、自分の中の何かが壊れて新しい何かが作られてきてると最近思う。

IPSを知った時、IPSみたいな会話をしてと思いながら、会話をしていたら、ちぐはぐな会話になっていった。IPSを意識すればするほどちぐはぐになり、自分は何をしてるんだ、と思う日々が長く続いた。今もIPSがわかった訳じゃないし、ますます混沌としてるのだけど、最近、人との会話で距離を保つことができるようになってきた。相手の気持ちに思いを馳せれる自分がいる。相手の気持ちになって、(なってないかもしれないけど…)一歩引いて話を聞ける自分がいる。そして、相手の気持ちを汲み取っているというか。

友達でいつも私はダメだから、Aちゃんみたいに頑張れないと言っていつも途中で投げ出してた友達が、「作業所に行けなくなったけど、また行きたいと思うけど…やっぱり無理かもしれん」って電話があった時、前なら頑張って作業所いかなあかんと励ましてたのに、その話を聞いて、私が言ったのは、「頑張ってたんやね。前は諦めてたのに、頑張ってるやん」って。自然に出た言葉だった。

違う友達と話してた時は、友達の友達の話になって、仕事を引き受け過ぎてしんどいらしいと言う話を聞いて、前ならきっとそんなに頑張らんでいいのになあ~って悪く言ってたと思うけど…その話を聞いて、ふっと自分がその人だったらと自然に考えてた。そしたら、その人は優しくて仕事が断れないのかもしれないと思い、「優しい人なんだね」と言ったら、友達がうれしそうな顔をして、「そうやねん。優しいねん」って、その友達のことを話してくれた。

IPSの言うところの相互性や世界観とは違うのかもしれないけど、今の私は、その人が話してることだけではなく、どうしてこんな話をするのだろうと思いながら、話すようになってきた。質問することが増え、会話が一方通行になることもあるし、質問が的を外れてることもある。でも、前は全くわからなかったスペースを人と持つということがなんとなくわかってきたような気がする。

今まで自分の話ばっかりに熱中して、人のことに思いが全くいってなかった。今も自分の話に熱中してしまうけど、ふと我に返って、人のことに思いがいくようになった。

それがIPSとなんの関係があるかはわからないし、IPSを知ってたから、変わったのかもわからない。でも、前とは違う会話をしてる自分がいて、前とは違う関係を築きたいと思う自分がいる。もっと人のことを知りたいと思うし、人は見えてる部分だけじゃなく、もっと奥深いものだと思う。いろんな思いを持って生きてるのが人間だということ。私にみえてる他人は、その人のごく一部であること。そして、他人がみてる私もごく一部なことをやっと気づいた。

IPSを知って、人との関係が急激に変わったことはなく、確かに、人と深い話をしたら楽しいとは思うようになったけど…それで人との関係が変わったとは思えない。
最近、一人で考えることが多く、人と深い話をしないようにしてる。深い話は面白いとは思うけど…深い話をしたからと言って、その人の言うことが、本当に理解できるのか?逆に私の考えが人にわかるのかと考えたら、結局のところ自分にしかわからないじゃないかと気づいた。深い話が無駄だとは思わないけど…深い話だけで人は成り立ってはいないと最近思う。

人との関係も深いところで繋がろうと思ったら、つまらない話も無駄ではなく、その話の中にその人が見え隠れしてることがあると思う。当たり前なことかもしれないけど、やっとそのことに気づいた。その人が何を大切に思ってるか、何に価値を見いだしてるかは、深い話をしないと見えないのじゃなくて、他愛もない会話の中にもあるんじゃないかと。

天気の話でも、雨の日にご機嫌な人もいる。その時、なんでその人は雨でうっとうしいのにご機嫌なのか?って聞いてみたら、面白い話が出てくる。逆に不機嫌な人になんで不機嫌なのか聞いてみたら、また面白い話が聞ける。

質問するといろんなことに気づく自分がいる。今までいかに人に興味を持って話してなかったかということに気づいた。IPSを学んでるのに、人との会話で、そのことがいかせてなかった。IPSをいかすのは、難しいと思うし、IPSが何かもわからない。でも、人の話してることを受けとめる余裕が少しできてきた。ここがスタートラインなのかもしれない。ここから何かつかめるものがあるのかもしれないと思う。

今まで、IPSとは、当事者同士でしか通じないものという思い込みにとらわれていた。IPSで言われてることは、通常の会話でいくらでも使えることにやっと気づいた。病気を経験してるピアがすることももちろん大切だとは思うけど…その中だけでとどまってまってたら、結局、精神保健の世界を崩すことにはならないんじゃないか、精神保健の世界だけで社会は成り立ってはいないと最近思うようになった。確かに精神保健という社会があって、そこを変革することは必要だと思うけど…それが全てなのか?という疑問が湧き上がってくる。

WRAPやIPSは、いいものだと思うし、いろんな人が知って、精神保健のいがんだ部分が露わになればいいと思う。

でも、最近思うのは、精神保健の世界がいくら変革されようと、そこにいる人が本当に変わらないと意味がないんじゃないかと思う。

友達で、医者が悪い、病院が悪いといい、何回も転院を繰り返し、そのたびに、医者の悪いところを見つけ、言ってくる。最近まで、まともに返事をしてたけど・・・この人に何を言っても無駄だと思うようになった。どんな人も欠点はあるのに、と。

ある人は、よく鬱が襲い、動けなくなる、Aさんは元気でいいね。夢を追いかけていいね、自分も夢があるからそれを目指したいから話を聞いてほしいというけど・・やっぱり鬱で体調がよくないといって、話もできない。

こんな人は、きっといっぱいいると思う。こういう人たちにこそ、WRAPやIPSが必要だと前まで思ってた。でも、WRAPやIPSを知ったところで、何が変わるのかとも思う。関係が変われば、人は変わると思ってた。でも、関係をいくら変えたところで、本人が変わらなきゃ、何も変わらないと思う。人が変わるのは、自分で変わりたいと思って行動に移した時という言葉が頭から離れない。

Sunday, February 20, 2011

Intentional Peer Supportの勉強会

Intentional Peer Support (IPS)に関連して全国でどのような活動がなされているかについて継続的に書いていきたいと思いつつ、ブログの更新が滞っておりました。

個人でIntentional Peer Supportを実践していらっしゃる方、実践しようとしていらっしゃる方は日本各地にいらっしゃることと思います。
そして、集まりとしては、私の把握している限りでは、全国のいくつかの地域でIntentional Peer Supportを勉強する会やIntentional Peer Supportに関する集まりが企画・開催され、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、福岡県などでの集まりについてお聞きしております。

それらの会で学ばれている内容や行われている実践について知りたいと思っております。
各地でのご活動について、是非是非教えていただければ幸いです。

Sunday, November 28, 2010

IPSカフェの活動はじまる!

Intentional Peer Support (IPS)に関連して全国でどのような活動がなされているか知りたいという声をいただき、また私自身が知りたいということもあり、得ることの出来た情報を、このブログを通じて皆様と共有していけたらと思います。

今回は、関東地方で始まった活動のご紹介です。

先日、「IPSカフェ」という活動がはじまりました。
ここでは、実直、率直なコミュニケーションということで、参加者がじっくりと話し合いながら、相互性を大事にするなどIPSに気を配った対話をする、という活動をされているそうです。

参加者を大々的に募集している段階ではないとのことで、連絡先や実施場所についてはここには掲載いたしません。

IPSカフェの皆様、また今後の展開を是非是非教えてくださいませ。

IPSの勉強会をこんな形でしている、とか、IPSを実践する活動をしているなどの情報がありましたら是非教えていただければ幸いです。

Saturday, September 4, 2010

IPS関連ブログのご紹介 (1)


今日は、仕事や家族、畑の話と、毎日の中でのIPSについて語られている、温かくてクスッとさせていただけるブログ、ミニと野菜とオヤ汁とをご紹介させていただきます!

とても素敵な文章がたくさんあるのですが、IPSに関連するもので印象的な部分を一部引用させていただくと

会話
このグループでは、悩み事を聞く機会が多い。そこで僕は毎回IPSの手法を取り入れた会話を試みようとするのだが、自分の世界観がどうしても出てしまう。IPSは難しいと再、再、再確認。。。何度確認すれば気が済むんじゃい!
「会話」の全文を読む

とか

僕を家にたとえたら
下から上に上がる時にはWRAPを使うことが基本。1階以上なら陽転思考も使用可能。
落とし穴に落ちても地下室に落ちる前のなるべく上の階で抜けられるようWRAP、陽転思考、IPSに磨きをかけよう。IPSがどの階で有効なのかは試してみないとわからない。地下室でも使えるようになりたいと思う。
「僕を家にたとえたら」の全文を読む

といった、IPSを実践しようと思う場面についての文章がそこかしこに。
オヤ汁さま、この場での紹介をご快諾くださりありがとうございます!