IPSを学んでどうだったか、ということを共有していただけること、ありがたいです。以下に紹介させていただきます。
「IPS研修の感想」
わたしが、このIPS研修に参加した理由は、就労IPSの研修と間違えたからでした。
IPSのことを学びたいとか、そういう参加動機ではなく、ただの偶然でした。
でも、3日間の研修をはじめから終りまで参加できたのは、研修会の雰囲気がとても居心地がよく、楽しくて、安心できた場所だったからなのでした。
はじめてIPSのことを知り、IPSって一体何なのか?、どんな風にしたらいいのか?、知れば知るほどよくわかりません(笑)
でも、おぼろげながら感じたのは、相手の世界に積極的に興味を持つこと、相手の経験を尊敬すること、相手と自分に誠実であること、です。
そして、そういう風な対話の中にいると、とてもいごごちがいいし、なんだか自分の力で元気になれる感じがしました。
わたしは、精神科で看護師をしています。
今まで私が行ってきた看護は、患者さんの抱える課題をどうやって解決するか、それを考えることをしてきました。
IPS研修が終わった次の日、職場で患者さんと話しをするときに、研修で感じたことを心がけてみました。
いつもの私だったら、問題を解決しようとしてしまうところを、問題解決は端において、相手の世界を知ることに専念してみました。
そうしたら、思いもしなかった言葉が返ってきて、その方の想いを初めて知りました。
なんだか、和やかな時間でした。
IPSに出会って思うのは、看護は、相手の世界を見て、一緒に悩むことなんじゃないかということです。そしたら、そのうちに相手は自分で元気になれる気がします。
これからは、患者さんとの関係だけでなく、スタッフとの関係にもIPSを使えたらなと、思っています。
そして、IPSで、相手にも優しく、自分にも優しい時間を過ごせればと思います。
澤田絵美
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