案内役はスティーブン・ポクリントン(Stephen Pocklington)さんです。
静かな時間を皆で過ごした後に、この場には、それが今後どんな風になっていくかはわからないもの、あとからどんな花になるかわからないものも含めて知恵がたくさんあり、スティーブンへ向けるのと同じくらい、全ての参加者の言葉に耳を傾けられたら。というスティーブンの言葉からはじまりました。
矢が花に変わるのワークショップに参加される方は、WRAP(元気回復行動プラン)やIPS(意図的なピアサポート)に触れていたり、それらに触れたことのある人と知り合いであったりすることが多いと思いますが、WRAPやIPSや、新しいことに触れていこうと思うのはどんな感じか、どんなことにわくわくしたりするか、といったことを含めたチェックインです。
(ちなみに、矢が花に変わる、を略して「矢花」と呼んでいて、スティーブンも「Yabana」と言っています。)
スティーブンは京都に滞在中、樂美術館に行き、樂焼が、長い伝統を持ちながらも、どの代もその前の代のものをそのまま続けるのではなく、前にあるものを壊し、自分なりの樂を作っていく、という「しゅはり=守破離」に、とても響くものを感じたとのことでした。
師は弟子にこれまでの枠を参考として残すけれども、その通りにやるようにということではなく、それを壊して自分のものを作る。たとえばIPSも、その枠の中にいなければいけないのではなく。
午後は、話しを聞く、表層ではなく深く聞くということを二人組で行いました。
内容は、自分にとっては大切だけれどあまり他の人がわかってくれていないようなことがらについてでした。
個人的な感想ですが、誰かの感情も含めて聞く、ほかのひとの感情を感じてしまうような気持ちがするときには、こわくて自分を閉じちゃうことも多いのですが、閉じずに、ただ静けさの中で一緒に座っているような、そんな感じで耳を傾けながらそこにいられると良いのだろうか、と感じました。
ワークショップでご一緒させていただいたみなさま、あっという間に一日が終わってしまいましたが、時間を共に過ごさせて頂けたこと、感謝しております。
矢が花に変わるワークショップin 京都の写真です。(皆様の許可を得て撮影しました)
会場として使わせて頂いた同志社大学の校舎は、今出川の駅からすぐで、とても便利できれいな会場でした。どうもありがとうございました。
かなちゃん、まさえさん、なっちゃん、ミーさん、らシクテのみなさま、このワークショップに関係してくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。
No comments:
Post a Comment