NPO法人NECSTさんと「ブローニュの森」さんの共催です。
2012年7月にも社会福祉法人ブローニュの森さんの後援により、IPSの半日研修会が行われており、そのときの感想が掲載されたピアルクラブSANOさんの通信「ピアサポートセンター ピアルクラブ SANO 不定期通信 第4号」も、以前紹介させていただきました。
今回も久野恵理さんを通じてこのブログへ転載してもよろしい記事をいただきましたので転載させていただきます!
皆様ありがとうございます。
皆様の感想を拝読して、私もいつかこちらで皆様とお会いしたい!と心から思いました。
たくさんのご感想がありましたので、記事を4分割させていただきます。
まずはその1から。 この記事はその2、その3、その4へと続きます。
IPS特集 その1
去る3月15日・16日に佐野でIPS(インテンショナル・ピアサポート)2日間研修が行われました。皆さんの感想、提出順です。翌週辺りから、1日目の会場付近の城山公園で桜が咲き始めました。
IPS2日間研修に参加して( ピアルクラブSANO 廣田真一 )去る3月15(金)・16(土)に佐野でIPS2日間研修が行われた。2日間とも春らしい天気だった。研修の準備から一悶着ありましたけどね。手違いで?2日目の会場が同じ所を押さえられませんでした。海発さんあれほど12月1日(土)に会場まで足を運んだ方がいいですよって言ったのに、いいやネットで予約できるから大丈夫だ!と自信満々!ちなみに僕はその日東京で研修でした。結局ネットで予約できなかったとのこと。週明けに会場にいってみると、6日まではネットで予約できず、直接行くか、電話予約のみとのこと。海発さん!15日はあいているが16日はふさがっているとのこと。急きょ別の会場へ行くもこちらも1番狭い会議室しかあいてないとのこと。海発さん!!結局1日目と2日目で会場が違ってしまった。でも、久野さんを始め、小林さん、荒木さん、クロコさんに久々にお会い出来るということで、とても楽しみにしていた。
当日、結局30人もの人が集まりました。IPSのベースって僕のイメージでは、まずありのままの自分を受容し、ありのままの相手を尊重することから始まるのだと思います。それと、価値観を押し付けないこと。IPS研修をやってからずっと「開かれたスペース」「着地点」「可能性」について考えていました。実際に開かれたスペースを作りたければ、心に開かれたスペースを作っておかなければならず、これは容易なことではないけれど、心に開かれたスペースを作れれば、相手にも、そして自分にもゆとりが生まれると思う。そして、ある検定を受けようとしている利用者さんがいるのだが、いつも接する時まず受験ありきで関わってきてしまった様に思う。それは本人が決めることなのに、受験するという「着地点」を前提で話を進めてきてしまった。本人が納得のうえだったら、受験しないという選択肢もありだと思う。いろんな選択肢があってそこから本人が考えた選択、いろんな可能性があっていいと思う。最後に可能性、特に開かれた可能性。先入観を横に置けばいろんな可能性が見えてくる。答えは1つじゃない。なんかこう、自分ら精神障がい者って、専門職の人が敷いたレールの上を歩かされてきた気がする。あなたはこうだからこれをやりなさい、あなたにはこれは無理よ、と。そういうのから自由でありたいですね。自由だったらたくさんの可能性がでてくる。最近可能性って言葉が好きなんですよ。無限の可能性って言うと、ちょっと語弊があるけど、自分にはいろんな可能性が秘めてると思ってます。可能性を信じてこれからも頑張って生きたいです。
PS.1日目の飲みと2日目の懇親会楽しかったです。
IPS二日間研修( ピアルクラブ 事務局員 田村正彦 )3月15,16日の(金)(土)と佐野においてIPS研修がおこなわれました。会場には30名くらいの参加者が沖縄から関東の方が集まり、会場は熱気に包まれました。一日目はまず最初に自己紹介が一人一人行われました。指名とかではなく自己申告の自己紹介。いくつか出された項目に沿って行われたので随分と時間がかかりましたがウォーミングアップになったようです。そのあとにIPSの本題に入りました。“マインドフルネス”という瞑想のようなことをしました。自分は心が静かだったことを今でもはっきりと覚えています。緊張していたことも忘れてリラックスしている自分に気がつきました。これからの研修が楽しみになりました。研修はグループワークが中心になっていました。グループワークの人数はその時によって異なりました。興味深かったのは一枚の写真からストーリーを作りその後6人くらいのグループになって、その一人一人が作ったストーリーをまとめて一つの物語を作る、というグループワークでした。一人一人のストーリーが主体性をもったもので、それを尊重しあい物語を共同作業で作り上げていくのです。とても楽しいグループワークでした。その出来上がった物語を全員の前でグループごとに発表しました。それぞれのグループで個性が出て大変盛り上がりました。二日目で印象に残ったのは“家のたとえ”というテーマのグループワークでした。それは一人の人を家にたとえて考えてみるというものでした。家には部屋や窓、地下室などがあり、その家はその人のこれまで経験してきたことで形造られている。人を家にたとえるものの見方は新鮮でした。そして地下室から見える誰かの完璧な庭。私はその庭を作った人は大変な努力をしてきて苦労した末に得たお金でその庭を作り上げたのではないかと考えました。努力の結晶であるその庭を私も是非みてみたいと思います。最後にロールプレイが行われました。久野さんが話し手になったり聞き手になったりして展開されました。その中でも久野さんと女性のやり取りで、相手を思いやり相手の立場になって話をすれば、その気持ちは相手に通じてその相手は変わるのだなと思いました。そのやり取りが終わると会場からは自然と拍手がおこりました。二日間の研修はこれで終わりになってしました。あっという間の二日間でした。私はこの研修を受けるまで主体性についてこれほど深く考えたことはありませんし、まだ明確な答えが出たわけではありません。しかし自分なりに考えてこの研修を受けたことを無駄にしないで今後に生かしていけたらと思いました。その後の懇親会はとても楽しくそこではIPS研修の修了証書も頂きました。久野さん、小林さん、荒木さんありがとうございました。
この記事はその2、その3、その4に続きます。2度目のIPS研修in佐野( ピアルクラブSANO 事務局員 渡辺真江 )去年のIPS研修は1日だったが、今回の研修は2日間。前回が予想以上に楽しかったので、もうワクワクでいどんだ。案の定いきなり楽しかった!ロールプレイの時間が多く、退屈の“た”の字も、眠気の“ね”の字もなかったね。もう、頭フル回転で、お昼ご飯のお弁当が足りなくて・・・。ブドウ糖ぶち込みたかった位。練乳が必需品?
で、今回楽しくも難しかったのは“主体性”対“主体性”。傾聴に似ているがちと違う。よく、“聞き上手は好かれる”って言うけど、これはそれより段違いに上級編。これね~、身に付けたら、同性・異性関係なく人気うなぎ上り間違いなし!悟りも開けるかもね!詐欺にも引っかからないね。逆に、詐欺できちゃうかもしれない。←そんな事しそうな人いなかったから、ご安心を。
“着地点を定めない会話”っていうのも面白かった。これ、自分にかなりの余裕がないと難しい。研修の全てが、心を開いて余裕ももって、ならではの会話テクニック。何としてもマスターしたい。
あと、昨日・今日に会った人に心を開くって、なかなか無い体験だった。
面白いね~。楽しいね~。
2日目のお昼ご飯はラーメンで、大盛りにしてスープまで全部飲んじゃう次第。でもやっぱりちょっと足りなかった。頭使うと、おなか空くんだね!私あんまり頭使わないから、知らなかったよ!!おまけに、頭かゆくなった。当日もっと寒かったら、頭から湯気出てたかもしれん。でも、まぁ、知恵熱と鼻血出なかったから、まだいか。
“開かれたスペース”というのが1日目からの終始のテーマ。そして、ロールプレイを繰り返す度に生まれる“もやもや”。だがしかし、もやもやしたままでもいい、というではないか!ホッとするというか、さらにもやもやするというか。私達はいつの間にか、あれ、それ、これ、どれ、と、毎日が決断の連続。それを、まぁいいじゃない、と許される。なんというか、口から毒気がポワ~ンと出る感じ。
もやもやポワ~ン。
そして、皆が感想を述べ、『ありがとうございました』とクローズ。拍手パチパチパチ!!
やっぱり今回も参加できてヨカッタ!IPSって、研修して“はい、終わり。お疲れ様でした”ってシロモノじゃあない。もっとジワジワと繰り返して身に付く&学ぶモノだね。私の寿命、単純に考えて後30~40年あるはず。こうなったら、なんとか寿命までに身に付けて、天国で人気者になってやろうじゃないか!
そしてそしてそして~打ち上げ&懇親会はしゃぶしゃぶ店!肉&酒~(=^▽^=)豚肉と豚肉と豚肉と、梅酒と梅酒と梅酒と~~\(^o^)/話も弾む弾む!講師の久野さんとも語らせていただく。ありがとうございました!!普段ノンアルコールを強いられてた若林さんも当日は酒解禁!陽気に酔っぱらう。裸踊りでもしないかな~、と思っていたが、有り得ない話だった。それどころか、酔っぱらいつつ幹事をこなしていたのだった!お疲れ様でした。廣田クンも事前からの色々ありつつの準備。ありがとう!
皆様、今回は、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!また、是非,宜しくお願い致しますm(__)m
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